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3月 14日

東日本大震災から一年が経ちました。

テレビから流れる報道を見ながら

一年前の一の割幼稚園のことがよみがえりました。

 

地震が起きたこの瞬間、子ども達は園庭でかけっこをしていました。

1バスが帰ってきたその時、

グラグラッと 今までに体験したことのない大きな揺れが起こりました。

急いで園庭の中央に子ども達を集め、ふと電信柱を見ると

右に左に 大きく揺れていました。

今にも泣きだしそうな子どもたちに、

「心配しなくて大丈夫!みんなのことは、先生たちが絶対に守るから!!」

思わずそう叫んでいました。

テントを急いで園庭の安全な場所に建てました。その中でお迎えを待ちました。

誰かが泣きだしたら つられてみんな泣いてしまいます。

「大丈夫!心配しなくていいよ。」と 子どもたちに向けた言葉は、

今おもうと 自分自身も必死に励ましていたように思います。

ある先生が余震が続く中、保育室の中にある防災頭巾や子ども達の上着を取りに入りました。

万が一、また大きな地震が来て 建物が壊れるかもしれないことを考えると、一人ずつしか 入れません。

何があっても 子ども達を守らないといけないから…

ある先生は、危険を顧みず 何度も保育室の中へ入っていきました。

ある先生は、自分の着ているダウンを脱いで 子どもにかけていました。

ある先生は、不安を取り除こうと 子ども達の頭や背中をなでていました。

みんなが 子ども達を守ろうと必死でした。

そして、テントの中で少し遅いおやつを みんなで食べました。

おやつは、甘いものにしましたcake

体温の確保と 気持ちを落ち着ける為です。

やがて、少しずつお母様方が迎えに来られるようになりました。

繋がらなかった電話も 時々かかるようになりました。

そして、午後6時過ぎに 最後のお友だちを無事お引渡しすることが出来ました。

ホッとすると同時に 怖さが後から襲ってきました。

こんなに離れた春日部でも こんなに大変だったのです。

現地のみなさんの恐怖や不安は、想像以上でしょう。

この震災は、過去のものではなく 今もその渦中にいることを

忘れてはいけないと 改めて感じましたconfident

 

保護者会でお話ししたように、いよいよ新年度からは、メールでのお知らせが始まりますmailto

出来れば、この様な災害でのお知らせに使わないですむといいですね。